2010/08/14 (Sat) 口臭症ってご存知ですか？

口臭で悩んでいる人というのは、多かれ少なかれ、口臭症が疑われます。

この口臭症というのは、
簡単にいうと、必要以上に気にしすぎていることなのですが、
本人にとっては、大問題なのです。

ですから、口臭が気になり、歯科へかかったとします。
その歯医者さんから、「気にするほどではないですよ。」といわれると、
それが大ショックで、人間不信にもなってしまいます。

どうしてかというと、自分の言うことを信じてもらえないからです。

そして、次から次へと、歯科医院をはしごすることになるのです。

それほど、現在、口臭症患者に対応できる専門医が少ないようですね。

こういうと、歯医者さんから叱られそうですが、
口臭症の治療は、単純に歯周病や虫歯を治せばいいというものではなさそうなのです。

わたしも口臭で悩んでいた頃は、そうだったんですが、

周囲の人が、「横を向く。」、「咳払いをする。」、さらには、「鼻に手を当てる。」と、
本当は、口が臭いから、そうしたのではなくても、自分の口臭に原因があると
思い込んでしまい、どんどんと不安になってしまいます。

これは、もう、歯科の範囲を超えていて、精神科の範囲なのでしょうね。

ですから、カウンセリングスキルもある歯医者さんでないと、口臭症患者には
うまく対応できないのです。

はじめに言った「気にしすぎですよ。」は、口臭症患者にはタブーです。

「歯周病を治したので、口臭は治りましたよ。」と、歯医者さんから告げられても、
本人はまだ臭っているです。

これは、「耳鼻科の病気かもしれない。」とか、
「胃腸など内科の病気かもしれない。」と、疑いは尽きないのです。

どこに行っても、結局、解決しないのです。
そして、その結果、いろんな歯磨き剤を使い、過剰な歯磨きをすることになります。
また、歯磨きだけでは飽き足らず、口臭予防のサプリメントを過剰摂取することに…

そんなことの無いように、
わたしの体験も参考にしてみてください。


鼻炎が、口が苦くなる粘液や膿栓の原因になることもあります。