2010/02/06 (Sat) 口臭の正体

口臭の正体

歯周病菌などの細菌が出す毒素ガスこそが、


口臭の原因になっているのです。

歯周病菌が出すガス（メチルメルカプタン）は、毒性が強く硫化水素より強

烈な悪臭を放ちます。これが口臭の正体です。

生臭い魚のようなニオイ　→　メチルメルカプタン（歯周病により発生）

卵が腐ったようなニオイ　→　硫化水素（生理的口臭）

生ゴミのようなニオイ　　→　ジメチルサルファイド（歯周病が悪化することで増える）

さらに、

最新医学では、毒素ガスメチルメルカプタンによって、癌や心臓血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患、低体重児出産などを引き起すことが分かってきています。

口臭は、エチケットとしてはもちろんの事、あなたの健康にも影響していたことをご存知でしたか？

→　唾液が臭い時はリラックスすると良い！？

細菌が一番好きな場所、それは舌です。

 

従来、歯周病による口臭の原因が歯周ポケットにあると信じられていましたが、最近

になって、歯周ポケットよりも主な発生源は舌苔にあることが明らかにされました。

ですから、口臭をなくすには舌苔もブラッシングすることによって除去することが最

も効果的です。

だからといって、舌は強く磨きすぎると、舌乳頭までも剥ぎ取ってしまい口臭を悪化

させてしまうことになります。

舌を磨く時は

軟らかな歯ブラシで優しく撫でるようにブラッシングないといけません。

鼻炎から、口が苦くなったり膿栓が出来る原因になることもあります。