2010/06/24 (Thu) 私も口臭症でした。

私も口臭症でした。


口臭もありましたが、それ以上に『症』でした。

これは、口臭症で悩んだものでないと分からない病気です。
口臭症になると、他人のちょっとした仕草が気になって仕方なくなります。

私が話をすると、同席している誰かがすぐに鼻や口に手をやる。

「私の息が臭いのだろうか…。」

自動車の助手席に人を乗せると、ウインドウを開けられる。

「臭うのだろうか…。」

勇気をだして家族に、「お父さんの口、臭わないか？」と、尋ねてみても、
返事は、「臭わないよ。」

それでも、「私を気使かっての返事なのでは…。」

一度、口臭になると、口臭が治ってからも全てマイナス思考的に受けとってしまいます。
ですから、他人のちょっとした仕草でも、気になって仕方なくなるのです。



そんな口臭症の私が、完治したのには理由があります。

「口臭の悩みから開放されたい。」

その一心から、徹底的に口臭について研究しました。

すると、口臭には、４つの原因があることが分かったのです。

１つは、ニンニクなどの臭いの元となるものを食事した時に臭うケース。
２つ目は、食道や内臓などの消化器官の病気が原因です。これは稀なケースです。
３つ目は、虫歯や歯周病が臭いの原因となっている。
４つめは、舌苔（悪玉細菌の塊）が、臭いを発しているケース。

ほとんどが、この４つが元となって口臭の原因になっていたのです。

その中でも、口の中の細菌が繁殖し臭気を作っているケースが、なんと８割から９割だと
いろんな文献の中で報告されています。

ということは、虫歯菌や歯周病菌などを無くなれば、臭わないということです。
虫歯や歯周病でも無いのに、臭っていたのは、
私の思い込みのほか、何でもなかったということです。

私が普段から使っている「美息美人」のお陰で、掛かりつけの歯科医院の顕微鏡検査でも、
テレビモニターに映る口中の細菌は、ほとんど無くなっていたのです。

その様子を確認してから、自信が出てきたのです。

今までの口臭の心配事は、単なるわたしの思い込みだったんだと分かったのです。


そうなんです。
皆さんも自信を持ってください。

口臭症で悩まれている方の何割かは、「マイナスな思い込み」なのです。
そんな思い込みを変えるためにも、顕微鏡検査をお薦めします。
目で見て、臭いの元を観察できるからです。

次回は、歯医者さんにいかなくても出来る簡単な検査方法をお教えしますね。
マニアックな裏ワザですよ。

お楽しみに！
 

鼻炎から、口が苦くなったり膿栓が出来る原因になることもあります。