口臭の悩みを解決する会
口臭原因は百人百様です。口臭を克服した体験談や誰も知らない口臭を治す方法が満載。あなたの口臭を治すヒントになれば。
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大ニュースです!
おならは、口臭に関係するのか?
腸内におならが溜まると、逆流して口から出てくるのだろうか?
そんな素朴な疑問にお答えします。
どうして、このようなことをお話しする気になったかというと、じつは…。
私が所属する「日本口臭学会」から、第4回学術大会(2013年7月13日・14日開催)の
パンフレットが届いたのですが、
その特別講演の演題に「おなら&口臭~呼気ガスの臨床応用~瓜田純久先生」というのが
載っていたからなのです。
演題は決まっているのですが、内容はまだ分かっていないようです。
学術大会というお堅い場所なのに、あまりにも面白い演題なので、
興味をもってしまい、勝手に「おならと口臭」について調べてみました。
そこで、分かったことをお話しします。
かなり昔のことですが、私も胃腸の調子がよくない時期がありました。
当然、腸内にガス(おなら)がたまります。
でも、人前ではガス(おなら)を出すこともままならず、我慢をすることが多々ありました。
出さずに我慢したガス(おなら)はどこに行ったのだろう?
もしかすると、口から出ていたのでは?
口から出ていたとすると、周囲に迷惑をかけていたのでは?
そんなふうに、疑問に思っていたのでした。
「オナラ臭は口からもするのか?」
という疑問について調べてみると、
答えは、半分「NO」で、半分「YES」でした。
「オナラ」を、「腸内細菌が食物を腐敗した発酵ガス」と定義したとき、
ガスは、腸から胃へ、さらに胃から食道へと逆流して、
口から排出されることはないとのことでした。
ですから「NO]なのですね。
例外として、ニンニクを食べるとニオイが、ゲップとともに口臭として出ることがあります。
しかし、腸内で発生したガスは十二指腸でしかりとガードされるので、
胃から外にでることはありません。
胃の中は強い酸性で細菌が棲みつくことはできませんので、
胃で食物は発酵されないので、ガスを出すこともないようです。
そのため、「オナラそのもの」が口臭として口から出てくることはないそうです。
オナラ「そのもの」と言いましたが、オナラの「成分」とは違います。
オナラの成分というのは、摂取した食物中の、炭水化物、脂肪、タンパク質が、腐敗発酵してできた、
「二酸化酸素」「メタン」「硫化水素」「アンモニア」等のガスのことをいいます。
これらのガスは、勿論オナラとして、肛門からでますが、
むしろそのほとんどは腸から体内に吸収されて肝臓で解毒無臭化されているそうです。
それでは、仮に、腸内で大量にガスが発生し、
肝臓の処理能力を超えるほどのガスが体内に吸収されたならどうなるでしょうか?
当然、血液に溶けたガスは、体中を回ります。ガス交換のために、肺へも、周ります。
肺と口はつながっていますから、
ガス交換されたガスは、二酸化酸素とともに、口から排出されます。
つまり、オナラの「成分」は、口からも出るということになり、
質問の答えは「YES」となります。
ということは、おならが口臭となって出ることがあるのですね。
胃腸が悪いと、おならが良くでますが、
結局、おならを治すには、胃腸を元にするしかないということです。
そして、おならの口臭には、さすがの口臭予防歯磨き粉「美息美人」も効くことが
できません。
口臭予防歯磨き粉「美息美人」を使うことが出来るのは、
舌苔など口のなかに口臭原因がある場合だけです。
もし、あなたの口臭原因が、おならではなく、
口のなかにあるようでしたら、美息美人をお試しください。
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プロフィール
一言で申し上げると、「口臭患者のプロフェッショナル」です。
歯科医ではなく、口臭患者としてのプロです。その意味は…
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